掲載日:2017年07月08日

九州豪雨 死者11人に1万2000人態勢で懸命に捜索/孤立、不明者救助急ぐ
はま地、江田、秋野氏ら 公明、被災者を励ます


▲被災した住民から話を聞く江田氏(右端)ら=7日 大分・日田市

 九州北部を襲った記録的な豪雨で大きな被害が出た福岡、大分両県では7日も、安否不明者の捜索と孤立地域での住民の救出活動が続いた。

 福岡県警は同日、同県朝倉市で新たに4人の遺体が見つかったと発表。両県の死者は11人となった。不明者は20人以上、孤立している住民は600人を超えており、政府は自衛隊や警察、消防、海上保安庁の救助態勢を7800人から1万2000人に増強。孤立集落の救助と不明者の捜索に全力を挙げている。

 北九州市では7日、約4万9000人に避難指示が出された。福岡県によると7日午後6時時点で、東峰村では道路が寸断されるなどして約340人が、朝倉市でも佐田地区などで約150人が孤立している。朝倉市には、住民から「人が流されている」などと情報が寄せられている。

 公明党福岡県本部のはま地雅一代表(衆院議員)は7日、豪雨被害に遭った住民の避難先となっている「添田町子育て支援センター」(同県添田町)を訪れた。浜崎達也、大塚勝利の両県議、藤伸一・嘉麻市議、白石英雄・同町議が同行した。

 一行は、同センターに身を寄せる住民を激励。山口雅子さん(77)は、「身寄りがいないので、今後の生活に不安を感じている」と心情を語った。はま地氏は「避難中の医療体制の整備など、生活再建の支えとなれるよう、全力を尽くす」と約した。これに先立ち、はま地氏らは寺西明男町長の案内で、被害状況を調査した。

 一方、江田康幸衆院議員、秋野公造参院議員は7日、住民の避難などが続いている大分県中津、日田の両市を視察した。党県議、地元市議らが同行した。江田、秋野の両氏は、大規模な土砂崩れにより、道路が寸断された中津市山国町草本で被害状況を確認したほか、日田市小野地区で孤立し、7日午前にヘリコプターで救助された神川宗敏(75)さんから話を聞くなど、被災者への激励に奔走。江田氏は「早期復旧に向け、全力の支援を国に求めたい」と述べた。

 また、秋野氏は視察後、日田市からの通行が可能になったことを受け、福岡県東峰村に急行。渋谷博昭村長から通信やインフラについて要望を受けた。

 渋谷村長は「他の自治体からも孤立し、政党の訪問は公明党が初めて。本当に感謝している」と語った。

▲鉄橋の橋桁が流出したJR九大線の現場を視察する江田氏ら=7日 大分・日田市
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