2005/05/27●公明新聞より
高齢者の虐待防止を
法案を了承/今国会での成立めざす/与党プロジェクトチーム


▲高齢者虐待防止法案を了承した与党プロジェクトチーム
 自民、公明の与党「高齢者虐待防止に関するプロジェクトチーム(PT)」(馳浩座長=自民党)は26日、衆院第1議員会館で会合を開き、今国会に提出予定の「高齢者虐待の防止、高齢者を養護する者に対する支援等に関する法律案」を了承した。

 会合には公明党から古屋範子・高齢者虐待防止対策ワーキングチーム座長、渡辺孝男、江田康幸の両厚生労働副部会長が出席した。

 法案には、高齢者の権利を擁護するため、高齢者の虐待防止と、養護者に対する支援の両面を盛り込み、虐待の定義を明示。虐待の早期発見に向けた取り組みでは、身体に重大な危険が生じている虐待を発見した人に市町村への通報義務を課したほか、虐待のおそれがある場合には市町村による立ち入り調査を認めた。また、施設職員による虐待発見者の通報義務と解雇などの不利益な取り扱い禁止規定や、罰則を盛り込んだ。

 今後、与党としては、野党と法案内容の調整を進め、各党が賛成した上での委員長提案の形で今国会の法案成立を目指していく方針。