2006/03/30●公明新聞より
水俣病患者/全力で支援/公式確認50年/江田副大臣が総会であいさつ/熊本・水俣市



▲共同作業所「ほっとはうす」で水俣病患者を激励する江田氏(中央)

 江田康幸環境副大臣(公明党衆院議員)は29日、熊本県水俣市の水俣病情報センターで開かれた水俣病公式確認50年事業実行委員会第3回総会に出席し、あいさつした。

 これには、公明党の竹口博己、氷室雄一郎、城下広作の3県議も参加した。


 今年(2006年)5月1日は、水俣病の公式確認から50年目の節目。同委員会は、「公害の原点」と言われる水俣病問題をさまざまな角度から検証し、併せて、地域の融和と振興を図るための事業に取り組む目的で作られた。昨年(2005年)7月、国、県、患者団体などの代表が集まって設立され、水俣病犠牲者慰霊碑建立をはじめ、水俣病公式確認50年誌発刊、啓発セミナー開催など幅広い事業を実施する。

 総会の冒頭で江田副大臣は、「水俣病はわが国の環境問題の原点。その歴史的な経緯を考えても、多くの重要な課題を抱えており、一昨年(2004年)10月の関西訴訟最高裁判決で国と県の責任が認められたことを重く受けとめ、悲惨な公害を再び繰り返してはならない」と強調。

 その上で、「患者救済など水俣病の総合的な政策を充実し、水俣病被害者と関係地域住民が安心して暮らせる社会を築く」と述べた。同総会に前後して、江田副大臣は各被害者団体と国の水俣病対策について意見交換したほか、船上から被害者が暮らす御所浦島などを視察。胎児性患者らが働く共同作業所「ほっとはうす」や「水俣市立明水園」を訪れ、入所者らを温かく励ました。