2006/06/24●公明新聞より
鉱山技術で資源回収/江田副大臣/環境リサイクル企業を視察/秋田・大館町、小坂町



▲鉱山技術を生かした環境リサイクル企業を視察する江田副大臣
 江田康幸環境副大臣(公明党、衆院議員)は23日、秋田県小坂町と大館市で鉱山技術を生かして産業廃棄物から資源回収を展開している環境リサイクル企業を視察した。

  このうち、小坂町の小坂精錬所では、解体された自動車や家電製品から金や銀、プラチナなど希少金属を回収する工程について説明を受けた。同精練所は、100年以上前から、含有する金属が多様で分離しにくい鉱石「黒鉱」から効率よく高品質の金属を取り出す技術を確立している。

  山崎信男代表取締役社長は「この施設では、1トンの携帯電話から約300グラムの金を取り出せる。“世界一の金山”鹿児島県菱刈鉱山で産出する鉱石1トン当たりの金含有量が約80グラムで、電子基板類は天然の鉱石よりも“良質”である」と話した。

  また、江田副大臣は大館市の花岡鉱業を訪れ、鉱山における選鉱技術を活用した国内唯一の汚染土壌浄化施設をつぶさに見て回った。

  視察を終えた江田副大臣は「国際的にも極めて高い鉱山技術が生かされている。国としてリサイクル社会を推進し、日本がアジアの中で循環型社会の主導権を握っていけるよう、こうした技術に対する支援を講じていきたい」と語った。