2006/06/25●公明新聞より
貴重な自然を後世に/江田副大臣、渡辺氏/白神山地周辺で植樹/青森・鯵ケ沢町



▲参加者とブナの植樹に汗を流す江田副大臣と渡辺氏
 江田康幸環境副大臣(公明党、衆院議員)と公明党の渡辺孝男参院議員(参院選予定候補=比例区)は24日、青森県鯵ヶ沢町で行われた第5回「白神山地ブナ植樹フェスタIN赤石川」に出席した。これには、石橋信勝・宮城県議も同行した。

  この催しは、白神山地周辺の伐採されたブナ林の復元を通し、環境学習や地域おこしを進めるため、同町と「白神山地を守る会」「白神自然学校一ツ森校」(ともにNPO法人)の共催で2001年から毎年行っているもの。

 県内外からの参加者らがブナ、コナラの苗木を植えた。江田、渡辺の両氏も参加者と一緒に地面を掘り、ブナ植樹に汗を流した。

  この後、両氏は、会場近くの「津軽森」を視察し、津軽白神森林環境保全ふれあいセンターの原田正春所長から、ブナの森に関する植生などについて説明を聞いた。

  視察後、江田、渡辺の両氏は「貴重な自然を守ろうとする地域の熱意に感銘を受けた。自然保護団体の支援や環境体験学習を担う人材育成を進めたい」と語った。

「第5回白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川」での環境副大臣/江田康幸のあいさつ

 皆さん、おはようございます。環境副大臣の江田康幸でございます。

 第5回「白神山地ブナ植樹フェスタイン 赤石川」の開催に当たり、 一言御挨拶を申し上げます。
 
 さて、我が国の国土の3分の2を覆う森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収・貯蔵や気温・湿度の調整を通じた気候の安定化、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全など、人間の生存にとって欠くことのできない環境の基盤を育んでいます。

 しかしながら、最近では、少子高齢化、ライフスタイルの変化、経済的価値の低下など、様々な要因により、その維持が困難な状況となってきております。

 こうした中、我が国で最初の世界自然遺産地域を有するここ白神において、植樹フェスタが、広く一般の方々の参加を得て、地道に植樹の取組を続けられてきたことは、かけがえのない自然を守るとともに、地球温暖化防止のためにも大変有意義なものと考えております。

 こうした長年の環境保全の実践活動への積極的な取組、地球温暖化防止対策を推進したことへの功績に対し、昨年、環境大臣より表彰したところであります。

 今後もこうした行事が、自然環境を守るバックボーンとして、地域の方々の努力によって将来にわたり続けられていくことが望まれます。

 環境省といたしましても、地球温暖化や生物多様性の減少など、直面している様々な環境問題の解決を目指し、「自然資本 百年の国づくり」として将来世代に自信を持って引き継げる国土環境の形成を提案しております。

 この中では、森林を、二酸化炭素吸収源、水源涵養などの多面的機能を有する国土全体の生命維持装置として位置付け、その整備を推進することなども盛り込んでおりますが、こうした施策を実現していくためにも、このような地域での取組が不可欠であり、皆様方のなお一層の御支援、御協力をお願いいたします。
 
 最後になりましたが、御参加の皆様方の今後益々の御発展と御健勝を祈念申し上げるとともに、本行事の開催に尽力されました実行委員会の皆様方に深く敬意を表し、本日の催しが実り多いものとなるよう祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

 平成一八年六月二十四日
環境副大臣 江田 康幸