2007/03/10●公明新聞より
水俣病/6月に新救済策
来月から未認定被害者を調査/与党PT


 自民、公明両党の与党水俣病問題に関するプロジェクトチーム(PT、園田博之座長=自民)は9日、衆院第1議員会館で会合を開き、未認定被害者の新たな救済策を6月中にまとめる方針を決めた。

 公明党から座長代理の、こば健太郎参院幹事長(参院選予定候補=比例区)のほか、江田康幸衆院議員、弘友和夫、渡辺たかお(同)の両参院議員が出席した。

 救済策は、環境省が4月から実施する被害者調査の中間報告を受けて、概要を固める。

 調査は、公害健康被害補償法(公健法)に基づく認定申請者と、新保健手帳交付者を対象に実施。居住歴や自覚症状、日常生活における障害の程度をアンケートなどで調べ、6月に中間報告をまとめる。

 これを踏まえて与党PTは同月中に救済策をまとめる方針。


 席上、公明党側は「多くの被害者の方々が新しい救済策を待っている。6月中に救済策を決定するためにも、調査を迅速に進めてほしい」と強く要請した。

 水俣病をめぐっては、公健法に基づく認定基準よりも緩やかな救済の判断を示した2004年10月の関西訴訟の最高裁判決後、認定申請者が急増。

 審査を待つ被害者は、今年2月20日時点で熊本、鹿児島、新潟の3県で5000人を超えている。