2007/03/30●公明新聞より
薬害肝炎/患者の早期救済を
官房長官に申し入れ/党厚生労働部会と対策プロジェクトチーム

  ▲下村官房副長官(右から3人目)に薬害肝炎の全面解決を申し入れる(右から)渡辺、古屋、赤松、坂口、江田の各氏

 公明党の厚生労働部会(古屋範子部会長=衆院議員)と肝炎対策プロジェクトチーム(赤松正雄座長=衆院議員)は29日、首相官邸で塩崎恭久官房長官あてに「薬害肝炎問題の全面解決を求める申し入れ」を行った。下村博文官房副長官が応対した。

 これには古屋部会長、赤松座長のほか、坂口力党副代表、江田康幸の両衆院議員、渡辺たかお参院議員(参院選予定候補=比例区)が出席した。

 席上、公明党側は、ウイルス性肝炎の国内推計感染者数が350万人に上り、薬害肝炎訴訟では国や製薬会社の過失責任を一部認める司法判断が相次いでいる現状を指摘。患者・家族の早期救済に向け、(1)薬害肝炎問題の全面解決への政治的決断(2)潜在患者の早期発見・治療に向けた体制の整備・充実(3)患者の医療費負担軽減と治療水準の向上――を求めた。

 これに対し、応対した下村副長官は、「ご意見はよく承った。官房長官、総理にも伝えたい」と応じた。



薬害肝炎問題の全面解決を求める申し入れ

 我が国のウイルス性肝炎感染者は、B型、C型合わせて三五〇万人にのぼると推計され、その中には集団予防接種や血液製剤等による感染被害も明らかになっている。

 とりわけ薬害肝炎訴訟においては、国や製薬会社の過失責任を一部認める判決が相次いでおり、司法判断はもとより患者・家族の一刻も早い救済のため、政治的な決断が迫られている。

 こうした観点から、薬害肝炎問題の全面解決へ向け、治療・検査体制の充実や患者の医療費負担の軽減など総合的な支援策を求め、ここに申し入れを行う。

一、疾病に苦しむ患者・家族の一刻も早い救済のため、
             薬害肝炎問題の全面解決に向けた政治的決断を行うこと。
 
一、 潜在患者の早期発見・早期治療体制の確立が重要であることから、
               より一層の検査・治療体制の整備・充実を行うこと。

一、患者の経済的負担の軽減及び生活の質の向上を図るため、
                医療費負担の軽減と治療水準の向上に努めること。

    成十九年三月二十九日
公明党厚生労働部会 
        部会長 古屋 範子 
公明党肝炎対策プロジェクトチーム 
座長 赤松 正雄 
 内閣官房長官
   塩崎 恭久 殿