2018年03月09日
啓発、治療研究さらに/党部会で専門家/「筋痛性脳脊髄炎」巡り講演

▲山村(右から2人目)、篠原(右端)の両氏から筋痛性脳脊髄炎について説明を受けた党厚労部会。(江田氏は向い右端)=8日 衆院第2議員会館

 公明党厚生労働部会(部会長=桝屋敬悟衆院議員)は8日、衆院第2議員会館で、国立精神・神経医療研究センターの山村隆特任研究部長から、神経系の病気である「筋痛性脳脊髄炎」に関する講演を聴いた。

 同症は、ちょっとした動作などで急激に体が衰弱し、回復が非常に困難なことが中核症状で、筋肉痛や集中力低下などの症状も長期間続く。

 山村氏は、同症が日本で「慢性疲労症候群」と呼ばれるために「疲労という症状が強調され、病気の概念や深刻さがあいまいにされてきた」と指摘。一方、欧米では研究が進んでいるとして、日本でも啓発活動や治療薬開発などの研究に取り組む必要性を訴えた。

 このほか会合では、NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会の篠原三恵子理事長が、同会製作のドキュメンタリー映画「この手に希望を」の紹介を行った。桝屋氏は、研究を後押ししていく考えを示した。同部会には難病対策推進本部長の江田氏も出席した。
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