2020年07月08日
感染症巡る危機管理/コロナ踏まえ課題指摘/党合同会議で岩本名誉教授

▲岩本名誉教授から感染症の危機管理について聞いた党合同会議

 公明党の新型コロナウイルス感染症ワクチン・治療薬開発推進プロジェクトチーム(座長=高木美智代衆院議員、座長代理=江田康幸衆院議員)などは7日、参院議員会館で合同会議を開き、同感染症を踏まえた日本の感染症危機管理の課題に関し、東京大学の岩本愛吉名誉教授の講演を聞いた。

 岩本名誉教授は、同ウイルスの遺伝子配列が、感染拡大が進む中で変化し続けていることに言及。PCR検査の精度を確保する観点などから「国が責任を持って遺伝子情報を追跡していく体制が必要」と強調した。

 現行の感染症法の課題として、個々の病原体に応じた対策に対応できる「柔軟性がない」と指摘し、「検疫・水際対策から、医療・国内対応へのシフトをスムーズにする法的根拠が必要だろう」と表明した。地方衛生研究所については、通達が設置根拠で「法的な縛り」はないとして、保健所のあり方と併せ検討する必要性を訴えた。

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