2002/04/05●公明新聞より
患者負担金の軽減を/骨髄、さい帯血のバンク関係者から意見聞く
党造血幹細胞移植小委

 公明党厚生労働部会の造血幹細胞移植小委員会(江田康幸委員長=衆院議員)は四日、浜四津敏子代表代行が出席して衆院第一議員会館で会合を開き、骨髄移植とさい帯血移植に関わるバンク関係者とボランティアから、中長期的な今後のバンクのあり方や財政問題について意見を聞いた。
 公明党から福島豊部会長、江田委員長、青山二三の各衆院議員、渡辺孝男、沢たまきの両参院議員が参加。バンク側からは「骨髄移植推進財団」の埴岡健一事務局長と山崎裕一特命部長、「東京臍帯血バンク」の青木繁之代表、「日本さい帯血バンク支援ボランティアの会」の有田美智世代表、骨髄移植を必要とする患者関係者有志の白須紀子世話人が出席した。
 埴岡事務局長は、財政難でこの四月から骨髄移植の患者負担金を大幅に引き上げた(ドナー四人の検査を実施し移植を行ったケースで、患者負担金は約四十三万円から約五十六万円に増額)ことに関して、「患者負担が過重になっており、多くても二十万円に抑えたい」と強調。そのために二〇〇四年度の診療報酬改定で移植に使用する骨髄液への保険適用を求めるとともに、「保険適用までの間、補助金の大幅増額が必要」と訴えた。白須世話人も、患者負担金の軽減を重ねて要望した。
 青木代表は、さい帯血バンク事業を将来にわたって展開していくためには、移植に使用するさい帯血への保険適用が不可欠と主張。ボランティアの会の有田代表は、バンクの将来のあり方に関連して、骨髄バンクとさい帯血バンクを統合すべきとの一部意見に反対を表明。さらに、骨髄とさい帯血の移植件数の増大を踏まえ、両移植に対応できる大規模な移植センターの整備を訴えた。
 江田委員長は「骨髄移植とさい帯血移植がさらに国民の間に根付くよう支援していきたい」と述べた。