2003/02/12●公明新聞より
温泉の活用を図ろう/大分・別府市でフォーラム開催
党九州温活連

 温泉療法普及と温泉地の振興を図ろう――と、「温泉活用推進フォーラム」(主催・公明党九州温泉活用推進議員連盟=九州温活連)が1月26日、大分県別府市で開かれた。これには、議員連盟会長の弘友和夫環境副大臣(参院議員)、同事務局長の江田康幸衆院議員、同大分県座長の伊藤としゆき別府市議(県議選予定候補)らが参加し、活発な論議を交わした。
 フォーラムでは、初めに、延永正日本温泉療法医会会長(九州大学名誉教授)が講演。医学的にみても短期の温泉療養で高血圧症などの慢性疾患の療養やリハビリに著しい効果がある、などの事例を紹介した。
 この後、伊藤氏をコーディネーターにパネルディスカッションを開催。由佐悠紀京都大学大学院理学研究科教授が、別府市には日本一の温泉湧出量と泉質の種類に恵まれた貴重な温泉資源があるとし、温泉療法の最適地だと指摘。「ホテル風月」の甲斐賢一社長は、街全体が世界遺産に指定された世界に知られた保養地・イギリスのバース市を例に挙げながら、世界有数の自然遺産を生かした温泉保養モデル都市・別府の新しい街づくりを提唱した。
 江田氏は温泉利用型健康増進施設の拡充や温泉療法への公的医療保険の適用推進、「温泉地振興法」(仮称)の制定などの必要性を強調。弘友氏は、高齢者介護対策の一環として温泉活用を積極的に推進していきたいと訴えた。