2021年03月27日
カネミ油症 被害救済、次世代も/団体と厚労省、調査巡り意見交換

 カネミ油症被害者の「全国連絡会」と「支援センター」は26日、衆院第1議員会館で、国内最大の食品公害とされるカネミ油症の被害者の子孫に当たる次世代被害者の救済に関して、田村憲久厚生労働相宛ての申し入れ書を巽慎一生活衛生・食品安全企画課長に手渡し、意見交換した。当事者団体の活動を支える公明党カネミ油症問題対策プロジェクトチームの江田康幸座長(衆院議員)が同席した。
 全国連絡会の曽我部和弘・世話人会代表らは、国が準備を進める次世代被害者の健康への影響調査について、手法などを被害者や支援者と協議するよう要請。次世代被害者と家族の病歴などの変移を丁寧に調べ、親や祖父母への協力を求めることなども訴えた。

 巽課長は「被害者や支援者の意見を聞きながら対応したい」と述べ、調査手法などを検討する厚労省研究班と相談していくとした。
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