▼激闘レポートINDEX


熊本地震/公明、走り寄り添う/現場の声に迅速対応「安心の暮らし」一日も早く
熊本地震/「行き場のない窮状知って」/災害弱者の支援が急務/江田氏ら 家族ら
の声聞き対策に全力/福祉避難所の受け入れ改善を
熊本地震/消防団は村の宝たい/人命救助、復旧へ活躍/強い絆で震災に立ち向かう/熊本・西原村
手記/九州・沖縄各県の支援に感謝/党熊本県本部代表(衆院議員)江田康幸
住まい確保し、復旧・復興へ全力
漂流・漂着ごみ対策に挑む/美しい海岸を汚すな!
公明党の提言が実り、アレルギー対策が前進
第4回、5回国際麻薬統制サミットに参加
ハンセン病国家賠償請求訴訟問題を推進
有明海養殖ノリ不作問題に取り組む
BSE対策を推進
官製談合防止法の制定を推進
さい帯血移植の普及を推進
身体障害者補助犬法成立を推進



熊本地震/公明、走り寄り添う
現場の声に迅速対応「安心の暮らし」一日も早く:2016年05月14日

▲避難所で被災者を励ます山口代表(中央)、江田衆議(右端)ら=4月29日 熊本・西原村
 4月14日の「前震」、16日の「本震」と立て続けに震度7の激しい揺れを観測した熊本地震の発生から1カ月。公明党の議員はひたすら被災者に寄り添い、支援に全力を挙げてきた。
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「生活再建へ村や県とも力を合わせ頑張ります。どうか、お体を大事にしてください」。4月29日、「本震」で震度7を観測した西原村の避難所を訪れた山口那津男代表は、被災者の手を握り、心から励ました。

 公明党の被災者支援は発災直後から始まった。14日夜、地震発生の一報を受けると、直ちに党本部に「平成28年熊本地震対策本部」(本部長=井上義久幹事長)を設置。ほぼ同時に党熊本県本部(江田康幸代表=衆院議員)の各議員も一斉に被災住民の安否確認や被害の把握へと走った。16日には激しい揺れが再び熊本を襲い、被害が拡大。公明議員はさらに被災地を飛び回ることになった。

 「避難所の床が冷たい」「生活物資が足りない」「断水でトイレが使えない」。連日、避難所や学校の運動場などを訪れる中で、被災者から寄せられる声の数々。公明議員は不足する救援物資や避難所の環境整備といった課題の一つ一つに全力で対応。

 党対策本部と自治体に伝え続けた。21日には井上義久幹事長が被災地入り。降りしきる雨の中、最も被害の大きい益城町などを訪れ、避難者を見舞う一方、蒲島郁夫知事から住宅確保などについて要望を受けた。

 時間の経過とともに刻々と変化する被災地の要望。公明党はこうした変化に敏感に反応した。これまで山口代表から安倍晋三首相に直接行った緊急要請は2度にわたり、国会質問や党対策本部の席上などを通して、政府に諸課題への迅速な対応を求めてきた。

 現在、被災地では避難生活の長期化に伴い、住宅確保などが大きな課題だ。5月13日には、国会で被災者支援、被災地の復旧・復興を加速させる補正予算案の審議が始まった。「一日も早く、被災者に安心の暮らしを取り戻す」。公明党は補正予算案の早期成立と執行に向け、党一丸となって取り組んでいく。



熊本地震/「行き場のない窮状知って」/災害弱者の支援が急務/江田氏ら 家族ら
の声聞き対策に全力/福祉避難所の受け入れ改善を:2016年05月12日

▲発達障害の子どもを持つ家族と意見交換する(左から)江田氏と城下議員
 まもなく発生から1カ月を迎える熊本地震。いまだ多くの被災者が避難生活を余儀なくされる中、一般避難所での生活が困難な高齢者や障がい者への支援が課題になっている。公明党熊本県本部(江田康幸代表=衆院議員)は6日、熊本市内で災害弱者(災害時要援護者)から話を聞き、その支援策について実態調査を行った。

 「うちの息子は、いきなり大声を出したり、落ち着きのない行動をするんです。一般の避難所で他の人と共同生活が難しくて……」

 沈痛な面持ちで江田氏らに苦しい胸の内を語ったのは古木満雄さん(63)。このため、周囲への遠慮から一般避難所を避け、しばらく車中泊や、地震によって家財が散乱して足の踏み場もない自宅での生活を続けたという。

 発達障がい児がいる岡田丈二さん(50)も、「災害弱者といっても見て分かる人もいれば、発達障がいのように分かりづらい人もおり、福祉避難所にも行きづらい」と話し、行き場のない窮状を語っていた。

 高齢者や障がい者などの災害弱者や、その家族を優先的に受け入れる福祉避難所は、各自治体と協定を結んだ老人福祉施設などで開設。介助員の配置や手すり設置などのバリアフリー環境が整備されている。各避難所の判断によって、妊娠中の女性や負傷して歩行困難な人なども受け入れる。

 熊本市が事前の計画で指定していた福祉避難所は176施設あり、約1700人の災害弱者の受け入れを想定していた。だが、打ち続く地震で利用できなくなる施設も相次ぎ、実際は69施設、345人の利用者(10日時点)にとどまっている。

 市健康福祉政策課によれば、「この10日間で福祉避難所の利用者は200人以上増えた。今後も、どれだけの人が来るのか正確な数字は分からない」(9日)と、需要を把握するのは容易ではないという。
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 この日、江田氏らとの懇談で、古木さんは「救援物資が手に入らないと城下広作県議に相談したところ、すぐに食料を手配してくれて助かった」と、発災直後の公明党の行動に感謝の言葉を述べた。また、今後の支援策について意見交換する中で、自治会長など地域の責任者に、事前に災害弱者の情報把握を促すことを提案した。

 江田氏らは「災害弱者への理解を広げるとともに、福祉避難所の受け入れ体制強化へ、県や市と連携しながら対策を講じていく」と約していた。

 災害弱者や関係者を置き去りにしないためにも、公明党はネットワークの力を駆使し、安心できる避難体制の構築へ全力を挙げていく。



熊本地震/消防団は村の宝たい/人命救助、復旧へ活躍
強い絆で震災に立ち向かう/熊本・西原村:2016年05月09日

▲大谷区長(右)から話を聞く江田氏(左)氷室県議=4月20日 熊本・西原村
 熊本地震で甚大な被害を受け、5人が亡くなった西原村(人口約7000人)。ここでは、地元の消防団が震災直後の人命救助だけでなく、交通整理や防犯活動などふるさとの復興に向けてさまざまな役割を担う。村民が“村の宝”とまで語る消防団の活躍を追った。

 「おーい、大丈夫か」。4月16日未明の本震直後。真っ暗な中をヘッドランプを灯した男たちが三々五々と集まってきた。

 「必ずみんな来ると信じていた」と消防団の田中憲聖さん(41)は当時を振り返る。西原村は本震で、震度7の激しい揺れに襲われた。このうち村の中央部にあり24世帯が暮らす大切畑地区はほとんどの家屋が全壊だった。「おじちゃん!」「おばちゃん!」。消防団の男たちは一軒一軒に声を掛け、倒壊家屋をたたき安否確認に歩いた。すると「ここや。ここ」との返事。消防団はこうした声を頼りに家屋から村民を一人また一人と救い出した。
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 「消防団のおかげで夫が助かりました」と語るのは西本公重さん(58)だ。全壊した自宅から這って出た西本さんは、身動きが取れない夫・豊さん(60)の助けを消防団に求めた。「もう少しで助かる。豊さん、あと少しの辛抱や」と集まった消防団たちが声をからし、ジャッキでがれきを持ち上げ、引っ張り出した。

 消防団員たちは約2時間かけて、7人を倒壊家屋から救い出した。「この状況で全員助け出せたのは奇跡。ふるさとのために、みんな必死だった」と区長の大谷幸一さん(51)は変わり果てた集落を見ながら話した。
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 震災から3週間以上がたち、消防団員は村の復旧・復興へ汗を流す。土砂崩れなどで道路が寸断された箇所は、地域の住民がレンタルした重機を消防団が操作し復旧に当たる。地元の坂田明子さん(64)は「ここは山に囲まれているけ、国の支援が来るまで時間がかかる。まず自分たちでやらんと。消防団は村の宝たい」と感謝する。

 村内で活躍する消防団は255人。夜になると、防犯活動も実施する。ポンプ車で寝泊まりし、24時間態勢で村の安全を守っている。また、避難所でも消防団の存在感が光る。143人(5月7日現在)が身を寄せる河原小学校では、消防団出身の村職員が中心となり、炊き出し班や配給班など運営の指揮を執る。避難所から各集落に食料を運ぶ役目も消防団の役割だ。

 「私たちは日頃から有事に備えてきた。村民もそうです。団結できるのも、皆、村が大好きだからです」と団長の馬場秀昭さん(59)は笑みをこぼした。

 強い絆で結ばれた人々は、皆で力を合わせ、災害を乗り越えようとしている。

『公明も復旧に全力』
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 公明党議員のいない“空白区”である西原村に公明党の国会議員と地方議員も連日訪れ、被災者に寄り添っている。党熊本地震対策本部の江田康幸本部長代理(衆院議員)と党熊本県議団の氷室雄一郎議員は4月20日、同村を訪れ、復旧作業に当たる消防団員らを激励。
 29日には山口那津男代表も同村の被災状況を調査し、避難所で被災者を見舞うなど、復旧・復興に向けて取り組んでいる。



手記/九州・沖縄各県の支援に感謝/党熊本県本部代表(衆院議員)江田康幸
住まい確保し、復旧・復興へ全力

▲倒壊した家屋を調査する=20日 西原村
 熊本地震によって、多くの貴い命が奪われ、平穏な日常を失った被災者は今も余震におびえ、不安な生活を余儀なくされています。

 前震直後の15日早朝、東京から震源地の益城町へ急ぎ、16日未明の本震後には西原、南阿蘇両村や阿蘇市などで被害状況を調べるとともに、被災者の切実な声を聞いて回りました。発災以来、わが県本部の議員は自らが被災しながらも、徹して被災者に寄り添い、救援活動を続けています。九州の各党県本部も飲料水やブルーシートなどの緊急物資を何時間もかけて直接現地まで届けてくれました。
▲避難者から被災状況を聞く=23日 宇土市
 本震から2週間が経過し、ライフラインや公共交通網の復旧が進んでいます。今後は、住宅を失った被災者の住まいの確保が喫緊の課題です。26日の衆院災害対策特別委員会では、住宅の確保や被災者生活支援の重要性を訴えるとともに、28日には首相官邸で「補正予算に関する緊急要請」を行ってきました。

 これからも、変化する住民の要望を素早くキャッチし、党対策本部と連携して一日も早い復旧・復興へ全力で取り組んでまいります。