公明ロボのなるほど教室 / テーマは『アレルギー疾患対策』
答える人:公明党アレルギー疾患対策プロジェクトチーム座長(衆院議員)江田康幸さん
花粉症やぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギーの病気は、今や全年齢層にわたる“国民病”であり、国を挙げた対策が求められています。そこで、公明党が進めるアレルギー疾患対策について、党アレルギー疾患対策プロジェクトチーム座長の江田康幸衆院議員に聞きました。

*今年は花粉が多くて大変になりそうです。
母親 ハッ、ハッ、ハクショ〜ン! もう花粉が舞っているのかしら?
ロボ 今年は花粉が多いみたいですよ。
江田 そうなんです。環境省によると、今年の花粉総飛散量は、非常に少なかった昨年の5〜10倍になると予測され、中には15倍以上の地域もあるようです。
ロボ 想像しただけでも大変になりそうです。
*花粉症などアレルギー疾患は今や“国民病”です。
江田 花粉症だけでなく、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎・結膜炎など、何らかのアレルギー疾患に罹患している人は、今では国民の約3人に1人に上っています。いわば、アレルギーは“国民病”だと言えます。

ロボ 一方で、アレルギーの場合、適切な治療を受けて病状をコントロールし、普通に暮らすことをめざせる病気でもありますね。

江田 その通りです。だから、公明党は2000年に「アレルギーの病態解明と治療法の確立」を求める署名活動を全国で展開し、約1464万人を超える署名を政府に届けました。
その結果、同年10月には治療法確立の国の拠点となる「臨床研究センター」が現在の国立病院機構相模原病院に開設されました。さらに、04年4月には、理化学研究所に病気を解明するための基礎研究を行う「免疫・アレルギー科学総合研究センター」(横浜市)が設置されたのです。
*アレルギー疾患にかかる子が多いわ!
母親 うちの息子もアトピーなんだけど、子どもの段階から、かかることが多いわね。
江田 3歳児を対象にした東京都の調査によると、何らかのアレルギー症状がある割合は1999年度に41・9%でしたが、2009年度には56・8%に増加。食物アレルギーなどの増加が目立ちます。
ロボ 食物アレルギーは、原因となるアレルゲン食物を食べないことが大切ですね。
江田 そうです。そこで公明党は、容器包装された「加工食品」について、卵や乳、小麦、ソバ、ピーナッツの表示を01年4月から義務化させ、08年からはエビやカニも追加させました。

母親 でも、もし学校でアレルギーによるショック症状を起こしたらどうなるの?
江田 公明党は05年、救命用自己注射(エピペン)の承認を実現し、08年には学校でのガイドライン(指針)を策定させ、緊急時に教職員がエピペンを子どもに注射できるようにしました。今後は、エピペンの保険適用をめざします。
ロボ 公明党は昨年、全国どこでも適切な治療や相談が受けられるようにする「アレルギー疾患対策基本法案」を議員立法で提出しましたね。

*国を挙げた対策に向け基本法制定をめざします。
江田 はい。しかし、残念ながら、廃案になりました。アレルギー疾患は国を挙げて立ち向かうべき課題です。公明党は、今通常国会での基本法制定へ全力で頑張ります。