原油高、耐震化に対応/07年度補正予算案が衆院通過
予算委で江田氏が賛成討論


▲補正予算案の賛成討論に立つ江田氏
 災害対策や原油高対策など緊急・必要性の高い課題への経費を盛り込んだ2007年度補正予算案が29日、衆院本会議で、自民、公明の与党両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。

 これに先立ち、衆院予算委員会は締めくくり質疑と討論を行い、公明党から江田康幸氏が賛成討論に立った。

 江田氏は、07年度補正予算案について、国民生活の安全・安心、地域活性化などに配慮したものになっているとし、「必要性、緊急性の高い追加財政需要に適切に対応」と評価。その上で、主な賛成理由として、(1)災害対策とともに学校の耐震化(2)原油価格高騰対策(3)高齢者医療費の負担増凍結――の措置が講じられていることを挙げ、「速やかに審議の上、成立させることが最大の経済対策」と訴えた。

 総額1兆7817億円に上る補正予算案には、公明党の主張が随所に反映されている。具体的には、地震や台風などの災害対策費として7308億円を計上。特に、改正被災者生活再建支援法を受け、支援の対象となっている特定4災害(能登半島地震、新潟県中越沖地震、台風11、12号)の復旧所要額61億3800万円の予算が付いた。

 また、原油高騰対策に関しては、生活困窮者などに対する灯油購入費などの助成をはじめ、離島航路や地方バス路線の維持対策などへの経費が盛り込まれた。

 さらに、高齢者医療費の負担増凍結に伴う経費1719億円を計上。4月から2割負担が決まっていた70歳から74歳の窓口負担は1年間、現在の1割に据え置かれるとともに、75歳以上の一部が新たに負担する予定だった保険料負担を4月から半年間免除し、その後の半年間は9割軽減となる。


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