「2度目標」なき欠陥法案
江田氏が反対討論/政府の温暖化対策を批判/衆院本会議



反対討論する江田氏=18日 衆院本会議反対討論する江田氏=18日 衆院本会議
 政府提出の地球温暖化対策基本法案が、18日夜の衆院本会議で与党の賛成多数で可決、参院に送付された。

 公明党は、温室効果ガスの25%削減目標に「意欲的な目標の合意」などの前提条件が付いていることなどを理由に反対した。
 反対討論に立った公明党の江田康幸氏は、同法案について「温暖化対策のみならず、日本の経済社会構造を大きく転換するものであり、将来の国の形を示す重要法案だ」と強調。自民、公明両党もそれぞれ対案を提出し、審議を深めてきたにもかかわらず、「十分な審議が行われずに強行採決に至った」として、政府の対応を厳しく批判した。

 その上で、政府案には、昨年12月の気候変動枠組み条約第15回締約国会議で確認された「世界全体の平均気温の上昇が摂氏2度を超えない」とする「2度目標」が示されていないことなどを挙げ、「政府提出の基本法案は、いくつもの重大な欠陥がある」と訴えた。

 本会議では、自民党提出の樽床伸二・衆院環境委員長(民主)の解任決議案を採決。公明党は賛成したが、与党などの反対多数で否決された。

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